CHAPTER 01
「保育園」という職場環境に毎日癒されています
私は元々、管理栄養士の仕事をしていました。昔から料理が好きだったことや、父親の健康を食事で支えられないかといろいろ調べているうちに、管理栄養士に興味を持ったことがきっかけです。小中学校で栄養指導をしていた時に、子どもたちと関われたことがすごく楽しくて。その後、パソナフォスターの保育事業を知り、とても魅力を感じて応募しました。
現在は栄養士としての経験を活かしながら、この園で調理員をしています。園長や保育士の皆さん、本社の管理栄養士との距離も近く、いつでも親身になって相談にのってくれるので安心感があります。何よりも保育園という職場が、本当に楽しいです。廊下を歩いているだけで子どもたちが駆け寄ってきてくれたり、じゃんけん大会を始めたり。毎日癒されています(笑)。

CHAPTER 02
喜んでくれる献立をチーム全員で考え、
アイデアをかたちに
この園では5人のチームワークで調理を行っており、1人が離乳食、1人がメインとなる給食の調理、3人がサポートに入ります。昼食が終わると、午後は皿洗い、おやつ作り、夕食作り。その他に発注業務や事務作業、食育活動の計画なども行います。今は保護者向けに、保育園で行った食育活動を発信する「給食室通信」なども作っています。
給食室は職員の年齢層が幅広く、とても和気あいあいとしています。チームワークを大切にし、「どんなおやつを作りたいか」「どういう食育をやってみたいか」など、勤務年数に関係なく全員に聞くように心がけています。ベテラン職員の経験や若い職員の新鮮な意見はとても勉強になり、先日も給食で肉まんを作った際に、「黒胡麻を使ったら“パンダまん”になるんじゃないか?」というアイデアが生まれました。子どもたちが喜んでくれるように、みんなで試行錯誤をしながら日々取り組んでいます。

CHAPTER 03
子どもたちの笑顔や「おいしい!」の声が
一番のやりがいです
自分たちが作ったものを「おいしい!」と言ってくれたり、食育活動で盛り上がってくれたりすると本当に嬉しいです。「あのおやつは、前の方が良かったな」という正直な意見も聞かせてくれるので勉強にもなりますし、やっぱり子どもたちの声や笑顔が一番のやりがいになっています。
おいしい給食を作ることはもちろんですが、安全安心なものを食べてもらうためにも、アレルギー食材や衛生管理、温度管理などは徹底して注意するようにしています。アレルギーは命にかかわることなので、保護者へのこまめな連絡や確認、調理中も1人が確認したら、2人3人で二重三重のチェックを行います。神経を使い気が張ることも多いですが、みんなが声出しをしてサポートしてくれるので、楽しく働くことができています。

CHAPTER 04
「楽しい食育」が
子どもたちの豊かな心を育んでいく
子どもが小さいうちから「食べるって楽しいことだよ」「野菜には、こんな栄養があるんだよ」と教えていくことは、すごく大切だと感じています。この園では、月に1回はどこかのクラスが食育を行っており、例えば、乳児さんはカレーの日に玉ねぎ・にんじん・じゃがいもを触ってみて、先生がその野菜を持ちながらカレーを作る歌を歌ったり、幼児さんは梅シロップやコーンパンを作ったり。保護者の方から「うちの子、食べられるようになったんです」「家でやってみました」という声をいただくと本当に嬉しくなります。今は自分の責務を果たすことで毎日必死ですが、これからもっと成長して、いろんな園の食育を統括できる仕事に就けるよう、キャリアアップをしていきたいと思っています。
