CRAYON®とは?
「CRAYON®」は、Child Rearing Assist for Your Needs(あなたのニーズに合わせた⼦育て⽀援)の頭⽂字から名付けられました。
子どもたち、保護者、乳幼児の子育てに関わるすべての人のニーズに応えることで、子育てを応援したい、そのような思いで始まったCRAYON®。
⼦どもが、今どう成⻑しているか、大人の関わりや園内環境など子どもを取り巻く環境はどうか、を「見える化」し、子どもたちの一人ひとりの成長に向き合う保育を目指すため画期的なツールとして、韓教授との共同研究で「CRAYON BOOK®」が作成されました。
※CRAYON BOOK®は、下関市立大学の理事・学長 韓 昌完(ハン・チャンワン)とパソナフォスターの共同研究により開発されました。
※CRAYON®(第6199035号)とCRAYON BOOK®(第6209719号)は、一般財団法人HAN研究財団の登録商標です。
今の保育を「⾒える化」するツール
CRAYON BOOKの効果
MERIT 01保育に自信がつく
ツールを通した観察を根拠にして、子どもに必要な環境と関わりが分かり自信がつきます。
MERIT 02共通言語でチーム力向上
ツールがチーム内の個人差を埋めて、同じ目線と言葉で子どもについて語り合うことができます。
MERIT 03自然と身につく専門性
保育現場にも求められている「乳幼児教育」の高い専門性が自然と身に付きます。
MERIT 04連携した子育て環境
データの分析によって、子どもへの対応の意図やポイントについて説得力のある情報共有ができます。
CRAYON BOOK®を活用した保育士の声
CRAYON BOOK®の使い方
「CRAYON BOOK®」は子育てを行う人たちが、同じ視点で子どもたちの成長に必要な情報を共有するためのツールです。子どもたちの様子をよく見て、記録した後はその子に関わる人たちで確認・共有します。
子どもと関わる保育者が同じ目線で子育てをすることで、子どもたちの様々な姿に気づいて、才能を伸ばしていくことにつながります。
CRAYON BOOK®は、保育所保育指針などをベースに、子どもを中心に今の保育をみる観点を「環境」「概念形成」「自己表現」「理解」「納得」の5項目に整理されています。保育者が、「子どもの様子を観察し自分の保育を振り返りながら」チェック項目を記入することで、「乳幼児教育の視点から」子どもたち一人ひとりの今の様子とこれからの保育活用や関わり」が『見える化』されます。
CRAYON BOOK®の種類
CRAYON BOOK®は、その使い方や特徴が記されている「コンセプトブック」と、冊子に記載されている全206項目の読み方や見方を解説したマニュアル「項目解説」があり、それらを踏まえて、月齢ごとの子どもの成長や過ごす環境、大人の関わりを観察するために使う3種類の冊子「チェックシート」で構成されています。
コンセプトブック

CRAYON BOOK®の目的やチェックの内容をストーリー仕立てで記した1冊です。
0歳用、1〜2歳用、3〜5歳用のチェックシートの内容を確認することができます。
1冊 3,300円(税込)
項目解説

CRAYON BOOK®に含まれるすべてのチェック項目の意味や設定の意図、チェックの基準について解説したテキスト。保育者がチェックするときに項目の内容をより深く理解することを助ける冊子です。
1冊 1,650円(税込)
チェックシート

手になじみやすいA5サイズの年齢別チェック用冊子です。子ども一人のチェック1回につき1冊使用します。
0歳用:1冊 330円(税込)
1〜2歳用:1冊 330円(税込)
3〜5歳用:1冊 440円(税込)
導入サポート
導入研修 |
導入にあたって、チェック方法や活用事例などの導入研修を実施します。 |
活用サポート |
現場でのチェックや保育者間の情報共有のポイントなど実施サポートします。 |
スコアシート分析 |
スコアシートなどの分析を基にした保育内容の計画をサポートします。 |
スコアシートの例

CRAYON BOOK® の領域別に子ども一人ひとりの強みと伸びしろがまとめられたシート。概念形成と自己表現の領域については、それぞれ強みと伸びしろに分けて書かれており、まとめでは領域や項目間の関係性から影響や保育実践へのヒントが記載されています。
全体分析の例

個別分析では、子どもひとり一人の特徴がわかりますが、全体分析では園全体での保育の特色や傾向が見えてきます。園の『伸びしろ』や『強み』がわかることで、これからのコンセプトや環境設定を考える際のヒントになることが期待されます。
CRAYON® PROJECT が目指す未来

CRAYON®(クレヨン)プロジェクトの創始者である韓教授※が思い描く未来。これからの社会を生きる子どもたちは、今よりもっと不安定で複雑で、予測できない時代を経験していくからこそ、乳幼児教育への期待が世界的に高まっています。今とこれからを生きる子どもへの教育に何が必要なのか、子どもへの教育の方向性を探る助けとするためにCRAYON BOOK®(クレヨンブック)は開発されました。子どもに関わる誰もが、職種や立場、経験問わず、生活や遊びといった日常の中で同じ目的を持つことが大事であり、その方法や手段はそれぞれの得意や専門性をさらに活かすことができます。
CRAYON BOOK®というツールを通すことで、保護者、教育機関、医療機関、福祉施設、役所、地域住民がみんなでコミュニケーションを取り合い、地域コミュニティ全体で子どもを育てる教育の輪が生まれることを願っています。

開発者の想い
韓理事・学長は革新的な視点で教育分野の研究に取り組み、子どもたちの教育を支援するための評価ツールをこれまでにも多数開発してきました。
CRAYON®プロジェクトでは、乳幼児期の子どもたちへの保育・教育の質を向上させたいという保育士の思いに共感し、乳幼児期の保育・教育に必要な内容を総合的に評価するための研究を行いました。
下関市立大学理事・学長 韓 昌完(ハン・チャンワン)
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