CHAPTER 01
「子どもを指導する」ことの奥深さに惹かれ、この道へ
児童指導員の仕事に興味を持ったきっかけは、学生時代にアルバイトでジュニアのテニスコーチをしたことでした。小学1年生から4年生くらいまでの子どもたちに教えるなかで、“子どもを指導する”ことの奥深さに惹かれていきました。自分自身がなかなか上達できなかった経験があり、苦手意識を持ってしまわないようにしながら、本人のやる気や上達を促していくためには、どんな教え方や接し方が必要なのか。例えば、打ちやすいボールを投げてあげることで、「できた!」という喜びや達成感につなげるなど。先輩からアドバイスをいただきながら少しずつ学んでいくなかで、こうした仕事に就きたいという思いが強くなっていきました。
CHAPTER 02
企画したイベントを楽しんでいる姿を見ると
やりがいを感じます
2019年に入社して、1年目2年目はそれぞれ違う公設の学童施設で勤務し、3年目から東京学芸大学内にある学童施設『ミラクルキッズ学芸大』へ、そして現在の『ミラクルラボ』で勤務しています。今担当しているのは、主に子どもたちと行うイベントの企画・運営です。自分が企画したイベントで、子どもたちが楽しんでくれている姿を見ると、良かったなとやりがいを感じます。企画のアイデアは、子どもたちやスタッフとのコミュニケーションから生まれることも多く、他愛のない会話のなかにいろいろなヒントや新しい発見があり、日々の自分の経験や生活、好きなことや得意なことが仕事につながっていると感じることも多いです。
またスタッフ同士がすごくコミュニケーションを取り合っているので、施設全体の雰囲気がとても良いです。それが子どもたちにも伝わり、居心地の良い空間だなと感じてくれていると思うので、コミュニケーションを通した雰囲気づくりを自分でも大切にしていきたいと思っています。
CHAPTER 03
喜びを共有しながら信頼関係を築いていく
仕事では、子どもたちが自発的に考えられる場やきっかけを創っていくことを心がけています。例えばイベントも、こちらだけで企画するのではなく、子どもたちと一緒にアイデアを考えていく。ただ遊ぶだけで終わるのではなく、ゲームのコツやルールブックなどを自分たちで考えて作ってみるといった取り組みをしています。がんばったという達成感はもちろん、うまくいかなかったことや失敗からも学びにつながることを知ってもらえるように、いろいろなカタチや視点からサポートしていきたいと考えています。
指導員として子どもたちと“信頼関係を築いていく”ことにも、この仕事のやりがいを感じます。初めは自分の話や注意を聞いてくれない子どもたちも、校庭などでの遊びを通して喜びを共有していくことで、少しずつ受け入れてくれるようになる。できないことができるようになった瞬間、それを見逃さずに子どもたちと一緒に喜び、少しずつ信頼関係を育んでいくということを、これからも大切にしていきたいと思っています。
CHAPTER 04
職場や会社のサポート、
同期たちとの交流が仕事のモチベーションに
今は仕事をしながら、保育士の資格取得を目指しているのですが、施設長やスタッフに相談がしやすいこともモチベーションにつながっています。試験前の休みの取り方などを調整してもらえるので、仕事にも勉強にも集中することができ、安心して試験に臨むことができました。
入社してからの研修では、1年目・2年目・3年目で毎年違ったカリキュラムが組まれており、現在の自分のスキルに合った内容、成長につながる専門知識などが学べるので、毎回楽しみにしています。研修期間中には、同期のみんなと情報交換をしたり、自分自身の経験を話したりすることも多く、こうした交流の機会も企画のアイデアや子どもたちへの指導、そして何よりもやる気につながっています。