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具体的な取り組み(保育)

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尊重・敬意

子ども・保育者・保護者、そして子ども同士、保育者同士、保護者同士が、互いを受けとめ合い、​個性を尊重することを大切にします。主観的な「普通」や「こうあらねばならない」という概念のフィルターをはずして接することで視野を広げます。そして、自分と相手は、違いがあって当たり前であり、それを個性​として受け止め、互いを認める気持ちを持つことで、よりよい文化・社会づくりの基盤を作っていきます。

育 む

喜びや悲しみ、葛藤する場面の背後にある子どもの気持ちまで受けとめます。そして共感することや、言葉にならない感情を言葉にすること、友達の気持ちを代弁して伝えること、解決の方法の提案、子どもとともに考えたりすること等を通して、子どもが安心して自己を発揮できる関係・環境を作ります。保護者支援においても同様の関わりを重ねることで保護者の養育力も育みます。​
保育者は園内外の研修や自己研鑽、更に趣味などの興味を広げたりすることで、保育者自らが成長する喜びを感じ、時代を切り開いていく子どもたちの手本となります。​

信 頼

保護者とコミュニケーションをとる中で、一人一人の子ども・家庭にとって必要な援助を​把握し、最善のサービスを提供できるように努めます。そして、子どもや保護者の情報は、園長・担任にとどまらず保育者全体で共有することで信頼関係のネットワークを構築します。​
また、保育者は互いの保育を知ることで切磋琢磨し、子どもの最善の利益を中心に定めた議論を交わし、更なる保育の質の向上を目指します。

変化への柔軟性

子どもたちが本来もっている「自ら育とうとする」力を存分に発揮し、ものや場所、状況、人と出会い、探求的な取り組みを広げていけるように多様な環境を整え、保育を計画していきます。そして豊かな環境を提供しながらも「なにかをさせよう」とするのではなく、一人一人の気付きや反応を温かいまなざしで見守り、丁寧に言葉をかけていくことで更なる子どもの意欲を引き出し、自分で考える力を養います。

調 和

保育者は、子どもの姿、興味、発達状況、家庭での様子等に基づいて保育を計画し実施します。そして「ねらい」「内容」を明確にして実践する中、活動自体の達成を目指すのではなく、子どもの主体的な活動に沿って柔軟に対応し、子どもの意欲や興味を引き出していくことで、一人一人の子どもにとって必要な力を育みます。​
そして、保育者全員が同じ方向に向かって取り組めるよう、話し合いを重ねて理解を深め合い、豊かな保育を発信していくことで、子ども・保護者を含めた施設全体の調和を目指していきます。​

維 持

保育者は、保護者が自分なりにもてる力を発揮し、その保護者なりに子育ての力をつけていくことができるよう支えます。例えば、送迎時や連絡帳を通した子どもの姿の伝達により、保護者が子どもへの理解を深めるように努めます。そして更に、おたより、作品展示、ドキュメンテーション等を活用して、保護者が子どもたちの育ちを知る機会を増やすことで、保育園で楽しんでいることを家庭でも取り入れるなど、子どもの興味発達に合わせた環境を保育園と家庭で継続して整えていきます。​

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